神奈川県の横浜市港北区,鶴見区などの窓まわりの防犯対策アドバイスはお任せ下さい。
近年ますます増加する空き巣被害。
大切な財産が奪われたことに加え、自宅を見知らぬ者に侵入されたことに大きな精神的ショックを受ける人も多いようです。
しっかりした防犯対策とふだんからの心がけで空き巣被害を防ぎましょう。
隣どうしの二軒の住宅で、一方は何回も空き巣に入られているのに、もう片方は全然狙われない・・・実際このようなケースが多くあります
空き巣の多くは周辺の下見をあらかじめ行い、入りやすい家かどうかを確かめています。
「入りやすく、逃げやすいか」「人目はないか」「家人は留守がちか」など、事前に調べて入りやすい家を見極めているのです。
当然、空き巣の心理としては「入りやすい」家を狙います。逆にいえば、下見の段階で「侵入が難しい家」だと思わせることが防犯対策の第一歩となります。
一戸建ての場合、1階からの侵入が8割、2階以上からの侵入が2割です。そして全体の7割は窓ガラスを破っての侵入です。マンションなどの集合住宅の場合でも6割が窓ガラスからの侵入です。つまり、ガラスの防犯化が空き巣対策の重要なポイントであることがわかります。
窓ガラスを狙うガラス破りでは、ドライバー等を使ってヒビを入れ音を出さずに破壊する「こじ破り」や、バール等を用いてガラス全体を割る「打ち破り」、バーナーで熱を加える「焼き破り」といった手口がとられています。
ほとんど音を出さないため、就寝中の家人が気づかないまま侵入し、短時間の間に侵入し、金目のものを盗み、逃げていきます。
空き巣は人目をもっとも嫌います。従って、これらのガラス破りに対抗するためには、侵入行為に「時間をかけさせること」が最も有効です。つまり、「ガラスの破壊に時間がかかり」、「破壊時に大きな音の出る」ガラスにすることが非常に効果的なのです。
侵入を諦める時間を調べてみると、5分間で侵入できなければ、約7割の侵入盗が諦めるというデータがあります。
防犯性能の高い建物部品に与えられるCPマークもこの5分間を「抵抗時間」として基準にしています。
※CPマーク・・・「CrimePrevention」の頭文字で防犯を意味するマーク。警視庁、国土交通省などの省庁と民間団体で構成される「官民合同会議」において、住宅などの侵入に5分以上耐えられると評価された防犯性能の高い建物部品に与えられる。
平成26年9月30日更新時で17種類3,261品目が登録されています。(http://www.cp-bohan.jp/)
あらゆるところで使用される最も一般的なガラス。短時間で破ることができ、防犯性能はありません。
網入りガラスは防犯性能があると誤解されがちですが、火災時の脱落防止用の網なので、容易に切断でき防犯性能はありません。
板ガラスを加熱・急冷して通常の3倍程度まで強度を高めたガラス。割れにくいが、万一割れた場合は全面が粒状になるため、防犯性能は期待出来ません。
2枚のガラスの間に中空層を設けることで一般的な板ガラスの約2倍の断熱性能を持たせたガラス。2枚のガラスがシールドされているため、破りにくいものの、防犯性能は期待できるレベルではありません。
2枚以上のガラスを強靭な樹脂フィルムで接着して一体化したガラス。万一割れてもガラスの破片が飛び散らず、安全面に優れている。破壊・貫通に時間を要し、さらには破壊時に大きな音が出るため、ドライバーによる「こじ破り」や、バールにより「打ち破り」に高い抵抗力を発揮します。フィルムを厚くすることで防犯性能をさらに向上させることができます。
ペアガラスの片側に防犯ガラスを使用したもの。断熱性能に優れているとともに、合わせガラスの中間膜を厚くすればさらに防犯性能を向上させることができる。
既存の窓の内側にさらにもうひとつの窓を設置する内窓(二重窓)は、一見して破壊に手間がかかることが分かるため、空き巣にとってはもっとも敬遠したい構造のひとつです。さらに内窓自体に防犯仕様のガラスを設置すれば、二重になった窓の奥に防犯ガラスがあるため、心理的にも物理的にも侵入が困難な構造となります。
空き巣は、絶対にその家に入らなければならないわけではありません。「ケチがついた」家はさっさと諦めて、隣の家に入った方が、よほど安心で仕事になると判断するのです。
すでに大手ハウスメーカーでは、標準仕様で1階のすべての窓は防犯ガラスとしているところも多くあります。
使い勝手、防犯性能共に高いのがダイヤル式のクレセント錠。暗証番号式なので、たとえガラスを破られても、容易に開錠されません。またキー式ではないので、キーを紛失する心配もありません。
普段は通常のクレセントと同じような使い方ができます。 旅行など長期外出する際には、施錠して3ケタの数字をバラすと、数字を合わせなければ開錠動作が不能となります。そのため、空き巣がガラスを破ったとしても、窓を開放することができなくなります。
暗証番号は購入時に番号が書かれたシールが付いていますので、サッシの室内側など、空き巣から見えない場所に貼っておけば、暗証番号を忘れることもなく安心です。
安価な面格子はすぐに外されてしまいます。ある実験では、プロの空き巣がよく使う方法で再現したところ、10秒かからずに外されていました。
基本的に面格子は、防犯性能を求めるものではなく、一目で設置されていることが分かるため、犯罪の事前抑止力が期待できる、という程度のものでしかありません。それ以外の用途としては、例えば、お隣のお宅からの視線除け、または通行人の目を気にせず窓を全開して換気したい・・・など、いわゆる「目隠し」用途が多い商品です。
面格子が付いているから安全だと思って、通気を良くするために窓を開けたまま外出すれば、それはまさに空き巣にとっては願ってもない好条件。さらに面格子を取り付けるような窓は、敷地の隅や裏の方だったりすることが多いので、空き巣にとってもこれも好都合となってしまいます。
しかしながら、面格子にも防犯性能を持たせた「高強度面格子」というCPマーク認定の商品も発売されています。
格子切り破り対策、取付ブラケット破壊対策、格子外し対策といった従来の面格子が持つ弱点をひとつひとつ取り除き、デザインも縦格子、横格子、井桁格子、ラチス格子から選ぶことができます。
材質も住宅にもっとも使用されるアルミ製はもちろん、事務所や店舗などにおすすめのステンレス面格子もあります。
ホームセンターで安価に入手でき、簡単に取り付けることができます。
空き巣は通常、クレセント(窓鍵)周辺を破り、クレセントを解錠することによって侵入します。
図にあるように、窓の上下に補助錠を設置すると効果があります。
動くものに反応し(人感センサーなど)点灯するセンサーライトを死角になる場所などに設置すると効果があります。
ドアや窓の不正な開閉に反応したり、ガラスを割った際にだけ発生する周波数を関知する警報ブザーを設置すると効果があります。
短時間の外出でも施錠をする習慣をつけましょう。油断から生まれるちょっとした時間を狙って空き巣は侵入してきます。とくに、敷地の死角になりやすい、浴室やトイレの小窓も、施錠の確認をすることが大切です。
郵便ポストの中や、植木鉢の下など、簡単に合いカギのありかを見つけられるようなところに置くのは厳禁です。
脚立(ハシゴ)や丈の高いポリバケツ、ビール瓶の収納ケースなど、空き巣が足場としやすいものを建物の周囲に置いてはいけません。
泥棒が嫌うのは「地域の目」「近所の目」です。
ふだん見かけない人が同じ場所を行ったり来たりしていたり、家の様子をうかがっていたりしているのを見かけたら、一声かけてください。
Copyright © リマド・ステーション横浜北. All rights reserved.